防水層を傷つけず、排水トラップ部分に塩ビ形状記憶樹脂を入れることにより施工します。
ライニング管を製作している会社だからこそ開発できた「内貼圧着工法(塩ビ形状記憶樹脂圧着)」です。
※床排水トラップ再生工法も内貼圧着工法の応用です。
※洗浄痕再生工法も内貼圧着工法の応用です。
つまり洗浄痕部分に穴があいていても施工可能です。
※総合加工管メーカーだからこそ開発できた工場の技術を現場で実現する工法です。
床排水トラップの封水部が古くなり破損してしまうと、排水口から悪臭や害虫が上がってきます。悪臭を防ぎ、衛生的で健康的に過ごすためには重要な工事となります。
封水部が破損し、なくなっていた場合でもコンクリートパテを使用し、破損部分を復活させます。
施工手順としては、
(1)施工するために、下階側の配管を切断します。
(2)防水層に埋まっているトラップ内の清掃、補修をし、塩ビ形状記憶樹脂管を下階側より挿入して施工します。
(3)トラップ内面部分はエポキシ樹脂を塗布します。
(4)椀は樹脂製の椀に取り換えます。
下階側が切断できず上からのみの施工や、ユニットバスなどの理由により上側ができない場合の下からのみの施工も可能です。
①切断有り
正規仕様(上下つば返し)
②切断なし
上から圧着施工(片側つば返し)
③切断有り
下から圧着施工(片側つば返し)
※上部が回収されている場合
ユニットバスの横引き管が接続されている場合
【口径】50A・40A
【管種】床排水トラップ
T5B、T3B、T5A、T3A